千葉1番清瀧院
開山、開基などを含めて詳細は不明である。室町時代の永正元年(1504)の文書が残っていることから、それ以前の創建と推測される。また、市の保存樹木に指定されているシダレザクラの樹齢が約350年ということから、少なくとも、その当時には現在の寺地にあったものと思われる。当初は京都の醍醐寺の末寺であったが、のちに真言宗豊山派に転派した。江戸時代には当地方の本寺として53ヶ寺の末寺を有し、子弟養成の専門道場として隆盛していた。
主な花
-
サクラ
-
清瀧院といえばシダレザクラ。樹齢350年といわれており、シダレザクラとしては、それほど老木ではないが、千葉県内にはサクラの名木が非常に少なく、貴重な存在である。流山市の保存樹木に指定されている。境内にはソメイヨシノも2本あってシダレザクラの花と妍を競う姿が印象的である。サクラ以外の花では、ウメ、シダレモモ、ツツジなどの花木があり、早春から春にかけて趣のある花景観を展開し、参拝客を満足させてくれる。
-
DATA
宗派 真言宗豊山派 本尊 不動明王 拝観 境内自由 アクセス 電車:JR 常磐線南柏駅から免許センター行きバスで終点下車徒歩10分、または南柏駅から徒歩25 分 車:常磐道流山ICから 駐車場 30 台 無料 花ごよみ ウメ2月上旬~中旬、サクラ3月下旬~4月上旬 TEL 04-7144-7904 -
MAP