千葉2番真野寺
高倉山真野寺は神亀2年(725年)、行基菩薩によって千手観音を本尊として開山されました。
真野寺の千手観音は、あまりに強い霊力を抑えるために、覆面をつけたといわれ、全国でも類例のない菩薩面をかぶる観音さまです。ふだんは秘仏ですが、毎年11月23日にご開帳されています。
貞観2年(860年)、慈覚大師円仁が感得された朝日開運大黒天のご尊像が祀られて以降、真野寺は真野大黒天ともよばれ、商売繁盛、金運上昇、開運招福を祈願して県外内から多くの方々にご参詣いただいております。
朝日開運大黒天が感得されたと伝えられる2月6日は、100年以上続く大祭、大黒天福祭が開催され、毎年3000人を超える参拝者が訪れ、境内が大変に賑わいます。毎月6日にも護摩法要が営まれるのとあわせて開運マルシェが開催され、飲食や手芸など、さまざまなブースが並び賑わいをみせています。
主な花
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サクラ
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真野寺の境内を囲むように、たくさんの山桜が植えられており、桜の季節は山内全体がたいへん美しい景観となります。特に祈祷殿前に植えられた3本のソメイヨシノは、幕末の頃に植えられた樹齢140年といわれる大木ですが、満開になると祈祷殿前の広場一面が桜の花で覆われ、とても見応えがあります。
また、6月中旬から7月中旬まで境内に3000株といわれる紫陽花が咲きほこり、静かな山寺の雰囲気につつまれる紫陽花を愛でに多くの方々が散策に訪れています。
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DATA
宗派 真言宗智山派 本尊 覆面千手観音菩薩 朝日開運大黒天 拝観 境内自由 アクセス 自動車でお越しの方 富津館山自動車道 富浦ICより約20分
公共交通機関でお越しの方 JR東日本内房線【千倉(ちくら)駅】よりタクシーで約7分駐車場 30台 バススペース3台 無料 花ごよみ サクラ 3月下旬〜4月上旬、ツツジ 4月下旬〜5月上旬、アジサイ 6月中旬〜7月中旬 HP https://www.manodaikoku.com TEL 0470-46-2590 -
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