千葉4番髙圓寺
徳治2年(1307)、中山の法華経寺2世・日高上人の開山と伝えられている。その後衰退したが、天文年間(1532〜1555)日護上人が中興した。明治30年(1897)、日忠上人が入寺し、日道法尼とともに布教に努め、寺観を整えた。大正2年(1913)、大相撲の武隈親方(大畠清四郎氏)奉納の三面大黒天が祀られ、年頭・甲子の日・藤まつりには希望があれば開帳する。
主な花
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フジ
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髙圓寺の名を高めているのはフジである。大きなフジ棚に数千条の花房を垂れ下げるフジの樹齢は約200年。フジとしてはそれほどの老木ではないが、壮年期とあって花つきがよく、見ごたえのある眺めを展開する。ノダフジという種類で、花房が長いのが特徴だ。そのほとんどが1m以上の長さとなり、なかには2m近くにもなるものがあり、見ごたえがある。ゴールデンウイーク前後にはフジの甘い香りが、境内に満ちあふれる。
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DATA
宗派 日蓮宗 本尊 釈迦牟尼仏 拝観 境内自由 アクセス 電車:JR 総武本線本八幡駅から大町・東松戸・高塚行きバスで宮久保坂下下車徒歩7分 車:京葉道市川ICからすぐ 駐車場 なし 花ごよみ フジ4月下旬~5月上旬、ボタン4月下旬~5月上旬 TEL 047-372-9588 -
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