東国花の寺 百ヶ寺東国花の寺 百ヶ寺

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群馬10番玉泉寺

群馬ハギ8月下旬9月上旬9月中旬9月下旬

室町時代の文明2年(1470)に、九州から沼田に下った大友長忠を開基、一州正伊禅師が開山となり、開かれた寺である。末寺を16ヶ寺持ち、小本山的存在の寺で、寛永19年(1642)には徳川幕府から御朱印寺として50石を賜っている。その後、たび重なる災禍のため、長い間、仮本堂であったが、開山500回大遠忌の事業として昭和60年4月に本堂が完成した。


主な花

  • ハギ

    ハギ

    8月下旬9月上旬9月中旬9月下旬

  • 「東国花の寺」のうちで最大の「ハギの寺」である。境内にはミヤギノハギ(宮城野萩)、アスカハギ(飛鳥萩)、シラハギ(白萩)、エドハギ(江戸萩)、キョウシボリ(京絞り)など十数種類のハギがあり、8月末から9月半ば過ぎまで風情のある情景を展開する。なかでも印象的な眺めを見せるのは、本堂の真ん前にある石段をはさんで紅白のハギが両側からしだれる光景である。境内にはミズバショウ、オカトラノオ、ヤマユリなど山野草も多い。


  • DATA

    宗派 曹洞宗
    本尊 釈迦牟尼仏
    拝観 日の出~日没  無料
    アクセス 電車:上越新幹線上毛高原駅・JR 上越線後閑駅からタクシー10 分 車:関越道月夜野IC からすぐ
    駐車場 300 台 無料
    花ごよみ サルスベリ7月下旬~8月下旬、ハギ8月下旬~9月中旬
    TEL 0278-62-2192
  • MAP

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