群馬7番高崎観音(慈眼院)
寺名よりも「高崎観音」の名で親しまれている寺院だ。像高41・8mの白衣大観音は地元の実業家・井上保三郎翁の建立したもの。慈愛満ちたまなざしで市街を見守る。創建は寛喜年間(1229〜1232)、開基は鎌倉幕府2代執権・北条義時の三男極楽寺入道重時で、高野山内の学問寺・慈眼院が前身である。昭和16年に高崎観音山へ移転。本尊の聖観世音菩薩は、鎌倉由比ヶ浜の海中から発見されたと伝えられている。
主な花
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サクラ
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高崎市内にあるサクラ名所といえば高崎観音。境内にはヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノなどのサクラがあり、白衣の大観音を背景に咲く眺めは春の寺めぐりをするうえで最高の魅力である。広大な境内にはウメ、ハクモクレン、ツツジ、フジ、サツキ、アジサイ、ハギなどたくさんの花木があるほか、野草のシャガやヤマブキなども群生していて、いたるところで花情緒に浸れるのが楽しみな寺院である。
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DATA
宗派 高野山真言宗別格本山 本尊 聖観世音菩薩 拝観 9:00 ~ 17:00(冬季は16:30)300 円 アクセス 電車:上越新幹線・JR 高崎線・上越電鉄の高崎駅から市内循環バスで白衣観音前下車すぐ 車:関越道高崎IC から県道27号経由 駐車場 250 台(有料市営駐車場を利用) 花ごよみ サクラ4月上旬~中旬、ツツジ4月中旬~5月上旬、フジ5月上旬~中旬、サツキ5月中旬~下旬 HP https://www.takasakikannon.or.jp TEL 027-322-2269 -
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