茨城11番光明院
現在地より北200mの場所にあった阿弥陀寺が前身という。寛永13年(1636)に徳川家康に仕えた天海僧正の弟子行尊が中興し、現在の広厳山光明院に改められた。このときに天海が下した「寛永寺末」である旨の寺格証が現在も寺に残されている。江戸時代に成瀬村にあった安楽寺、茅場村にあった不動院という寺が明治5年(1872)に廃寺になったおり、この寺に統合されている。
主な花
-
ツツジ
-
ひとつの花木を数多く植えるのではなく、たくさんの種類を少しずつ植栽し、季節によりいろいろな花が咲くように配慮しているのが特徴である。花木ではウメ、サンシュユ、ツバキ、ユキヤナギ、アジサイ、サルスベリ、ヤマボウシ、サザンカなどがある。そのなかで参拝客の目を引きつけるのはレンゲツツジの変種であるキ(黄)レンゲツツジ。レンゲツツジは赤花が一般的であり、黄花の品種は少ないので印象深い花として参拝客の人気は格別である。
-
DATA
宗派 天台宗 本尊 薬師如来 拝観 境内自由 アクセス 電車:つくばエクスプレスみらい平駅から徒歩10分 車:常磐道谷和原ICから国道294号・県道3号経由 駐車場 20 台 無料 花ごよみ ウメ3月上旬~下旬、サクラ3月下旬~4月上旬、ツツジ4月下旬~5月上旬、サルスベリ8月上旬~下旬 TEL 0297-52-2192 -
MAP