茨城6番雨引観音(楽法寺)
用明天皇2年(587)、中国の梁の国人の法輪独守居士の開創と伝えられている。天平2年(730)、聖武天皇が光明皇后とともに安産子育てを祈願、法華経のご染筆を奉納。弘仁12年(821)大早魃に見舞われた折には、嵯峨天皇が「紺紙金泥の法華経」を書写して奉納、祈願の効果あって雨が降ると、山号を天彦山から「雨引山」に改称した。北関東を代表するサクラの名所である。
主な花
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サクラ
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春を迎えて壮観な眺めを展開するのは3000本もあるサクラ。そのほとんどはソメイヨシノだが、河津ザクラ、八重咲きのサトザクラもある。高台に位置する境内からは名峰筑波山の雄大な姿も間近に望まれ、関東平野も一望でき、スケールの大きい景色が存分に味わうことができるから最高だ。境内には、クジャクが放し飼いにされており、羽根を広げた優美な姿は見事である。初夏には3000株のアジサイが見事な花模様を展開する。
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DATA
宗派 真言宗豊山派 本尊 延命観世音菩薩 拝観 8:30 ~ 17:00 無料 アクセス 電車:JR 水戸線岩瀬駅からタクシー10分 車:北関東道桜川筑西ICから15分 駐車場 500 台 無料 花ごよみ サクラ3月下旬~4月上旬、ツツジ5月中旬~上旬、アジサイ6月中旬~7月中旬 HP http://www.amabiki.or.jp TEL 0296-58-5009 -
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