鎌倉11番円覚寺
弘安5年(1282)、文永の役・弘安の役(蒙古襲来)で戦死した敵味方両軍の菩提を弔うために創建された寺である。開基は鎌倉幕府執権の北条時宗。開山は、時宗の熱心な招請を受けて弘安2年に中国(宋)から渡来した高僧・仏光国師無学祖元禅師。鎌倉五山第2位の名刹で、鎌倉幕府の祈願所として栄え、現在も山内に18の塔頭を持ち、大寺の風格を伝えてい
主な花
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ウメ
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広大な山内に点在する塔頭に特徴のある花が多い。松嶺院のボタン、仏日庵のツバキとハクモクレン、黄梅院のアジサイとシュウメイギクといった具合である。円覚寺そのものにはウメ、サクラ、シャガ、ボタン、アジサイなどの花があるが、最も印象に残るのは境内全体に繰り広げられるカエデの紅葉美。とくに山門のすぐ前にあるカエデの木が太陽の光を浴びて、赤と黄色に染まる情景は、花の美しさとは異なった眺めであり、樹木の美観を実感させてくれる。
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DATA
宗派 臨済宗円覚寺派大本山 本尊 宝冠釈迦如来 拝観 8:00 ~ 16:30 300 円( 12 ~2月は 16:00 まで) アクセス 電車:JR 横須賀線北鎌倉駅から徒歩2分 車:横浜横須賀道朝比奈ICから県道204号経由で鎌倉市内へ 駐車場 20 台 有料 花ごよみ ウメ1月下旬~3月中旬、サクラ4月上旬、ボタン4月中旬~下旬、アジサイ6月、紅葉12月上旬 HP http://www.engakuji.or.jp/ TEL 0467-22-0478 -
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