鎌倉2番大本山光明寺
浄土宗の大本山、正式には天照山蓮華院光明寺という。鎌倉幕府4代執権北条経時公を開基とし、仁治元年(1240)、浄土宗三祖・記主禅師然阿良忠上人を開祖として招き、蓮華寺と名付けた。その後、霊夢により寛元元年(1243)現在の地に移し光明寺と改めた。後土御門天皇在世、第9世観誉祐崇上人のとき、勅願所と共に十夜法要奉修の勅許を得、「関東総本山」の称号を賜る。江戸期は関東十八檀林の首座となり、多くの門弟育成の道場として栄えていた
主な花
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ハス
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天照山上に薫風そよぎ、眼前の波涛が静かにきらきらと輝く海原を望み、海越しに富士山を仰ぐ。特に日没時、海のかなたに沈む夕日の美しさは絶景である。鎌倉市内最大の木造堂宇である大殿の前から、山門にかけて咲くソメイヨシノは見ものである。その大殿の右手、枯山水庭園「三尊五祖の庭」に咲くサツキも見落とせない風情だ。本堂左手に広がる記主庭園。夏に入り院号にも詠われる、寺を代表するハスは、一重と八重の花がまるで競うように咲き誇る。
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DATA
宗派 浄土宗大本山 本尊 阿弥陀如来 拝観 6:00 ~ 17:00 無料(11 ~ 3 月 7:00 ~ 16:00) アクセス 電車:JR 横須賀線鎌倉駅から小坪経由逗子行きバスで光明寺下車すぐ 車:横浜横須賀道朝比奈ICから県道204号経由で鎌倉市内へ 駐車場 20 台 無料 花ごよみ サクラ3月下旬~4月上旬、サツキ5月上旬~下旬、ハス7月上旬~8月中旬 HP http://komyoji-kamakura.or.jp TEL 0467-22-0603 -
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