鎌倉4番瑞泉寺
嘉暦2年(1327)、夢窓国師が開山した寺で、室町時代に足利尊氏の子で関東公方の基氏が中興開基した。足利4代の菩提寺でもある。開山の夢窓国師は鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍し、7代の天皇から国師号を贈られた高僧。住職を務めた寺、開山となった寺、数多くの寺院に足跡を残している。瑞泉寺の夢窓国師の手による庭園は国の名勝。境内にある花木と草花の多さでは鎌倉随一の寺である。
主な花
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ウメ
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境内にある花木と草花の多さでは鎌倉随一の寺である。12月から1月にかけて咲く日本ズイセンを手始めにウメ、サクラ、アセビ、マンサク、フジ、ヤマユリ、フヨウ、ヒガンバナ、シュウメイギクなどが咲き続けて花の途切れることはない。そのなかで象徴する花といえばウメ。2月上旬頃から紅梅、白梅が乱れ咲いて壮観な花景色を展開し、境内は甘い香りに包まれる。秋のシュウメイギクの群落風景も忘れられない存在だ。
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DATA
宗派 臨済宗円覚寺派 本尊 釈迦如来 拝観 9:00 ~ 17:00( 入門は16:30までに) 大人 200 円、子供100 円 アクセス 電車:JR 横須賀線鎌倉駅から大塔宮行きバスで終点下車徒歩10分 車:横浜横須賀道朝比奈ICから県道204号経由で鎌倉市内へ 駐車場 15 台 無料 花ごよみ ウメ1月中旬~3月上旬、スイセン1~2月、サクラ3月下旬~4月中旬、フヨウ8月上旬~ 10 月上旬 HP http://www.kamakura-zuisenji.or.jp TEL 0467-22-1191 -
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