鎌倉7番海蔵寺
建長5年(1253)、宗尊親王の命で藤原仲能が本願主となって七堂伽藍を建てたが、元弘3年(1333)鎌倉幕府の滅亡時に全焼。これを応永元年(1394)、鎌倉御所・足利氏満の命により上杉氏定が再建したのが海蔵寺である。氏定は源翁禅師を開山に招き、菩提寺とした。山門脇に「鎌倉十井」のひとつの底脱の井、仏殿奥に16の湧き水をたたえた十六の井がある。
主な花
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ハギ
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鎌倉を代表する花の寺であり、境内には日本ズイセン、ユキヤナギ、カイドウ、ヤマブキ、ハナショウブ、ハギ、サザンカ、マンリョウなど数十種を超える花木や草花が植えられており、一年を通じて花の絶えるときはない。数多い花のうちでこの寺の象徴となっているのは4月半ばに花の盛りを迎えるカイドウと、9月半ばに咲くハギの花。茅葺きの庫裏の前でピンクの大花傘を広げるカイドウと、石段両側の紅白のハギの花は息を飲むほどに美しい。
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DATA
宗派 臨済宗建長寺派 本尊 薬師如来 拝観 9:30 ~ 16:00 100 円 アクセス 電車:JR 横須賀線鎌倉駅から徒歩20分 車:横浜横須賀道朝比奈ICから県道204号経由で鎌倉市内へ 駐車場 20 台 無料 花ごよみ ユキヤナギ3月下旬~4月上旬、カイドウ4月上旬、ヤマブキ4月上旬、ハギ9月上旬~下旬 HP http://www.kamakura-burabura.com/meisyokamakurakaizouji.htm TEL 0467-22-3175 -
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