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鎌倉9番浄智寺

鎌倉サクラ3月下旬4月上旬

鎌倉幕府の執権・北条時頼の三男(時宗の弟)、29歳の若さで亡くなった宗政の菩提を弔うため、弘安4年(1281)に建立された。宗政の子である師時を開基とし、開山は中国の名僧・兀庵普寧と仏源禅師大休正念、日本僧の真応禅師南州宏海の3人。鎌倉五山第4位の名刹として隆盛を極め、現在も本尊を祀る曇華殿(仏殿)をはじめ、総門、山門、方丈、客殿などの諸堂がたたずむ。


主な花

  • サクラ

    サクラ

    3月下旬4月上旬

  • 早春から陽春にかけての境内はまさに花に埋まった感じ。ツバキ、ミツマタ、サクラ、シャガ、ハクウンボク、イワタバコなどの花木と草花がいっせいに咲きそろい、百花繚乱のたたずまいだ。こうした花を代表するのが境内中央に大きくそびえ立つサクラの一種、エドヒガン(江戸彼岸)。エドヒガンはしだれるものと、まっすぐ上に伸びるものとがあり、この寺にあるのは、しだれない「タチ(立ち)ヒガン」と呼ばれるもので、市の天然記念物に指定されている名木だ。


  • DATA

    宗派 臨済宗円覚寺派
    本尊 三世仏(釈迦・阿弥陀・弥勒)
    拝観 9:00 ~ 16:30 200 円
    アクセス 電車:JR 横須賀線北鎌倉駅から徒歩8分 車:横浜横須賀道朝比奈ICから県道204号経由で鎌倉市内へ
    駐車場 10 台 無料
    花ごよみ ショカッサイ3月上旬~下旬、ミツマタ3月上旬~下旬、サクラ3月下旬~4月上旬、アジサイ6月上旬~6月下旬、ロウバイ12月下旬~1月下旬
    HP https://jochiji.com
    TEL 0467-22-3943
  • MAP

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