神奈川14番瑞雲寺
曽我梅林の中心、中河原梅林の中に建つ曹洞宗寺院である。創建は明応元年(1492)大井山功雲寺5世の仁忠継儀大和尚を開山、相州黒岩城主・本多豊前守信親を開基として開かれた。開山当初は現在地の東200mの丘の上にあったらしいが、文化年間(1804〜1818)に移転した模様である。このときの本堂は関東大震災によって倒壊し、昭和2年に再建されている
主な花
-
ウメ
-
ウメの産地として有名な曽我梅林の中心、中河原地区にある寺院であり、周囲はウメの木に囲まれていて、花が盛りとなる2月半ば頃には寺はウメの甘い香りに包まれている。なお、曽我梅林は実を採るのが目的の梅林なので、植えられているウメのほとんどは白梅であり、華やかさには欠けるが、寺周辺から西側には霊峰富士山が望まれ、景観の素晴らしいことは天下一品である。境内には日本ズイセンも多く、芳香が漂うのも最高の魅力だ。
-
DATA
宗派 曹洞宗 本尊 十一面観世音菩薩 拝観 境内自由 アクセス 電車:JR 御殿場線下曽我駅から徒歩10分 車:東名高速大井松田ICから国道255号経由 駐車場 なし 花ごよみ ウメ2月中旬~下旬、スイセン2月 TEL 0465-42-0718 -
MAP