神奈川5番等覚院
開基、創建年代などは不詳。無住の時代に壊滅的打撃を受けたが、戦後寺観を整え、現在にいたる。本堂は安政3年(1856)の建築で、美しい曲線を描く屋根と、風格漂う仁王門が古刹ムードを盛り上げている。古くから不動尊信仰が盛んで、関東三十六不動霊場の6番札所でもある。本尊は秘仏であるが、喘息や癌封じに御利益があるといわれ、境内の絵馬堂には参拝者の感謝の絵馬が今でも奉納される
主な花
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ツツジ
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この寺の境内にあるツツジ庭園は関東地方随一の景観である。庭園はそれほど広くはないが、仁王門と、本堂と庫裏がある高台との間の斜面を巧みに生かした構図になっているのが大きな特徴。大半が朱色の花をつけるキリシマツツジで、一部にはピンクと白色のツツジが植えられていて変化をつけている。仁王門の右手には5、6体の古めかしい石仏が立ち並び、そのうしろには大きなオオムラサキツツジの花の壁があって写真の題材として最高である。
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DATA
宗派 天台宗 本尊 不動明王 拝観 境内自由 アクセス 電車:東急田園都市線梶が谷駅から向ヶ丘遊園行きバスで神木不動下車徒歩3分 車:東名高速東名川崎ICからすぐ 駐車場 10 台 無料 花ごよみ サクラ3月下旬~4月上旬、ツツジ4月下旬~5月上旬、ボダイジュ6月中旬 HP https://www.tougakuin.jp TEL 044-866-4573 -
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