神奈川6番飯山観音(長谷寺)
一般に「飯山の観音さん」、「縁結びの観音さん」と呼ばれ親しまれている。寺伝によれば神亀2年(725)、行基菩薩によって開かれたといい、その後、弘法大師の教えに領主飯山権太夫が深く帰依し伽藍を建立、真言密教の寺として再興したと伝えられている。本尊の十一面観世音菩薩は行基が自ら彫ったものといい、像高1・8m、胎内仏を納めている。
主な花
-
サクラ
-
厚木市周辺に住む人にとって飯山観音といえばサクラ、サクラといえば飯山観音というほど有名な存在である。境内全域に植えられているサクラ(ソメイヨシノ)は約2200本。古くから花の名所として知られ、「かながわ花の名所100選」にも選ばれている花の名所だ。境内にはヤブツバキの木も多く、ソメイヨシノとともに妍を競う光景は見応えがある。
-
DATA
宗派 高野山真言宗 本尊 十一面観世音菩薩 拝観 8:00 ~ 17:00 無料 アクセス 電車:小田急小田原線本厚木駅から宮ヶ瀬・上煤ヶ谷・上飯山行きバスで飯山観音前下車徒歩10分 車:東名高速厚木IC から国道129号・412号・県道60号経由 駐車場 70 台 無料 花ごよみ サクラ3月下旬~4月上旬 TEL 046-241-1635 -
MAP