東国花の寺 百ヶ寺東国花の寺 百ヶ寺

礼所ご案内

埼玉10番正法院

埼玉ハナミズキ5月上旬5月中旬5月下旬

「栢間厄除け不動」と呼ばれ親しまれている寺である。『新編武蔵風土記稿』などによると、天王山塚古墳の菩提寺・正福寺の本寺であったと伝えられている。過去帳によると「康正元年(1455)、円俊和尚の中興開基、領主鳩ヶ谷三郎左ェ門と歴代の菩提寺。慶安2年(1649)徳川3代将軍家光公より御朱印地10石8斗を賜った」とある。関東八十八ヶ所の第81番札所でもある。


主な花

  • ハナミズキ

    ハナミズキ

    5月上旬5月中旬5月下旬

  • 花の寺にふさわしく、境内にはさまざまな花木と草花が植えられている。なかでも参拝客の目をひくのは本堂前にあるサルスベリの古木だ。数年前に主幹が折れてしまい、そのため高さはないが、根の周辺からヒコ生えが多数出て群生する形となっているのが印象深い。このほかにコブシ、ハクモクレン、ヒメコブシ、ハナミズキ、キンモクセイ、サザンカなどの花木に加えてヒメヒマワリ、コスモスなどの草花もあって花の絶えない寺である。


  • DATA

    宗派 真言宗智山派
    本尊 不動明王
    拝観 境内自由
    アクセス 電車:JR 高崎線桶川駅から菖蒲車庫行きバスで下栢間下車すぐ 車:圏央道桶川加納ICから県道12号経由
    駐車場 30 台 無料
    花ごよみ ハクモクレン3月中旬~下旬、サクラ3月下旬~4月上旬、ハナミズキ5月上旬~下旬、サルスベリ8月中旬~ 10 月上旬
    TEL 0480-85-0494
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