埼玉12番遍照院(駒形薬師)
寛仁4年(1020)の草創と伝える古刹で、寺領25石を与えられた御朱印寺である。薬師堂をはじめとする七堂伽藍は天正18年(1590)6月の石田三成の忍城水攻めの際、兵火によって焼失した。その後、寛政5年(1793)に江戸時代の技法をこらした建築様式の薬師堂が完成。中央に安置する薬師如来は平泉3代藤原秀衡の御持仏であると伝えられている。
主な花
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ボタン
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緑の濃い森閑とした境内に、四季折々の花が咲き、いつの季節にもその表情が見られる。早春のウメ、モミジ等の新緑の芽吹き、豪華なボタン、梅雨時のアジサイと続く。秋には全山深紅に染まる紅葉が見る人を圧倒する。まれに見る大きな古木から、優美な枝ぶりの若木まで種類も豊富に楽しめる。紅葉は11月中旬頃から12月上旬が見頃。冬から春にかけてはツバキの花も見られる。
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DATA
宗派 真言宗智山派 本尊 薬師如来 拝観 境内自由 アクセス 電車:JR 高崎線吹上駅から行田車庫行きバスで城南下車すぐ 車:東北道久喜IC から国道17号経由 駐車場 70 台 無料 花ごよみ ウメ1月下旬~3月中旬、ボタン4月中旬~5月上旬、モミジの新緑5月、アジサイ6月、紅葉11 月下旬~ 12 月上旬 TEL 048-553-2361 -
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