埼玉7番徳星寺
弘仁年間(810〜824)に弘法大師によって創建されたと伝えられる古刹で、大師お手植えと伝わる大カヤが枝を広げている。当然、創建当初は真言密教寺院であった。永禄6年(1563)、北足立郡伊奈町にある法光寺と入れ替わって天台宗に改宗された。室町時代には領主岩槻太田氏の手厚い保護を受け、江戸時代には幕府から御朱印地3石を賜り、この地方の文化の中心的役割を果たしてきた寺である。
主な花
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ヒガンバナ
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以前の境内は大きな樹木が生い茂って薄暗かったが、本堂と山門新築工事とともに何本かの樹木が整理されて明るい境内に変わったのが印象的。境内にはヒガンバナが数多く植えられていて秋の彼岸頃には派手な花景色を繰り広げ、参拝客の目を楽しませてくれる。虚空蔵堂の横にそびえ立つカヤの木は推定樹齢1100年の古木で埼玉県の天然記念物に指定されている。本堂前にあるウメは花が左右に2つずつ咲く珍種である。
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DATA
宗派 天台宗 本尊 阿弥陀如来 拝観 9:00 ~ 17:00 無料 アクセス 電車:JR 高崎線上尾駅から西上尾車庫畔吉経由バスで畔吉下車徒歩5分 車:圏央道桶川北本IC から10分 駐車場 30 台 無料 花ごよみ ウメ2月中旬~下旬、フジ5月上旬~中旬、ニホンユズ6月中旬~下旬、ヒガンバナ9月中旬~下旬 TEL 048-725-1599 -
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