埼玉9番法華寺
寺伝によれば創建は平安時代中期の延長2年(924)、開山は法眼是徹和尚、開基は足利尊氏である。当初は天台宗の寺院であったが、鎌倉時代末期に臨済宗に改められ、現在にいたっている。文化財として9点を所有しているが、後醐醍天皇の綸旨と足利尊氏の御教書が有名である。これらは建武の新政の際に寺領の安堵と保護を認めたもので、県内でも数少ない貴重な古文書である。
主な花
-
アジサイ
-
本堂の前に手入れの行き届いた庭園が広がる。そこにはウメ、ボタン、フジ、アジサイ、サツキなどの花木が整然と植栽され、早春から秋までつぎつぎに花が咲き続け、「花曼荼羅の世界」を繰り広げるから最高だ。見ごたえのある花は5月末から6月にかけて咲くサツキとアジサイ。庭の花々が幽玄の世界を繰り広げる。9月上旬頃に咲くシロバナヒガンバナも印象的である。
-
DATA
宗派 臨済宗円覚寺派 本尊 釈迦牟尼仏 拝観 境内自由 アクセス 電車:東武野田線岩槻駅から越谷行きバスで上飯塚下車徒歩7分 車:東北道岩槻IC から10 分 駐車場 40 台 無料 花ごよみ サクラ3月下旬~4月上旬、フジ5月上旬、アジサイ6月中旬~下旬、サルスベリ7~9月 TEL 048-798-1627 -
MAP