東京11番金剛寺
青梅山無量寿院と号し、真言宗豊山派に属する寺院である。承平年間(931〜938)、平将門がこの地に堂宇を建立、持仏の阿弥陀仏を安置し「無量寿院」と称したことに始まるという。そのおり、祈願して挿した梅の小枝が、活着したあと、実がついても熟することなく青いままであったことが、「青梅」の地名のもととなったといわれている。2月上旬に開花、11月上旬まで青い実をつけている。都指定の天然記念物。
主な花
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シダレザクラ
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青梅市の名のいわれである「青梅」(都指定天然記念物)の花が散ったあと、境内を絢爛豪華に飾るのが名木のシダレザクラ。数年前の大雪のため主幹が折れてしまい、以前の面影はないが、本堂を背景にして数百条の花糸が垂れ下がる光景は印象的だ。種類は八重のベニシダレであり、花色の見事さは今も健在である。境内入り口にある鐘楼わきには八重のシダレザクラもあり、美しい景観を彩っている。
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DATA
宗派 真言宗豊山派 本尊 白不動明王 拝観 6:00 ~ 17:00 無料 アクセス 電車:JR 青梅線青梅駅から徒歩10 分 車:圏央道青梅ICから15分 駐車場 30 台 無料 花ごよみ ウメ1月上旬~3月上旬、カワヅザクラ2月中旬~3月上旬、シダレザクラ3月下旬~4月上旬 TEL 0428-22-2554 -
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