東京12番塩船観音寺
真言宗醍醐寺を総本山とし、別格本山となっている古刹で、大化年間(645〜650)、若狭の八百比丘尼が紫金の千手観音像を安置したことに始まるという。「塩船」とは、僧行基が周囲の地形が船の形に似ていることから、「弘誓の舟」(仏が大衆を救おうとする大きな願いの舟)になぞらえて名づけたと伝えられている。
主な花
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ツツジ
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境内の地形が船の形に似ていることから別名を「塩船観音」と呼ばれるが、その地形を巧みに生かしてツツジ庭園としているのが大きな特徴である。キリシマツツジ、ヤマツツジ、ヒラドツツジなど約1万5000株あまりのツツジが植栽されており、寺院の境内にあるツツジの株数では全国でも随一であり、満開の時期の眺めは壮観だ。庭園内には縦横に遊歩道が設けられており、いろいろな角度から眺められるのも魅力。7月にはヤマユリが群れ咲く。
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DATA
宗派 真言宗醍醐派別格本山 本尊 十一面千手千眼観自在菩薩 拝観 8:00 ~ 17:00 無料(つつじ祭期間は300 円) アクセス 電車:JR 青梅線河辺駅から西東京団地行きバスで塩船観音入口下車徒歩5分 車:圏央道青梅ICからすぐ 駐車場 150台 無料(つつじ祭期間は有料) 花ごよみ ツツジ4月中旬~5月上旬、アジサイ6月下旬~7月上旬、ヒガンバナ9月中旬、ハギ9月中旬 HP http://shiofunekannonji.or.jp/ TEL 0428-22-6677 -
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