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礼所ご案内

東京3番護國寺

東京サクラ3月下旬4月上旬

真言宗豊山派の大本山。徳川代将軍綱吉公の生母桂昌院の発願により天和元年(1681)に創建したもので、正式名称を神齢山悉地院護國寺という。元禄年(1697)からは徳川代将軍の祈願寺として、盛時には寺領2700石を数えた大寺である。国指定重要文化財の観音堂(本堂)は元禄期の姿を今に伝えている。また滋賀県大津の三井寺から移築された月光殿(国指定重要文化財)は桃山期の建築で、平成年月に大改修工事が完了し、建立当時の桧皮葺屋根が蘇った。


主な花

  • サクラ

    サクラ

    3月下旬4月上旬

  • 境内にはたくさんのサクラが植えられている。早咲きの安行桜、吉野桜、八重桜、シダレザクラもあり、4月初めの花の時期はまことに華やかな花模様を展開する。とくに見事なのは本堂左前にあるシダレザクラの優美な姿と、本堂と薬師堂にはさまれた場所に咲く珍しい桜、御衣黄(緑色の花)、そしてソメイヨシノの花群れ。ピンクの花が荘厳な建物に映えてじつに印象的な眺めだ。サクラの花のあと、石段の両側の立体感のあるツツジの花景色も見ごたえがある


  • DATA

    宗派 真言宗豊山派大本山
    本尊 如意輪観世音菩薩
    拝観 境内自由
    アクセス 電車:東京メトロ有楽町線護 国寺駅からすぐ 車:首都高池袋線 護国寺出口からすぐ
    駐車場 10 台 無料
    花ごよみ サクラ3月下旬~5月中旬、ツツジ4月下旬~5月下旬
    HP http://www.gokokuji.or.jp/
    TEL 03-3941-0764
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