東京5番高蔵寺
康安2年(1362)、足利将軍家の祈願所として創建された由緒ある寺院である。昭和10年、この寺を訪れた北原白秋は「高蔵寺しづかやと散葉眺めゐて梢の柿のつやつやしいいろ」と境内の情景を詠みあげている。当寺は「三輪院」とも呼ばれ、三輪の里山の頂に寺院を構え、「七福神と石楠花寺」として親しまれている。石楠花の開花期間は3月下旬から5月の上旬だが、見頃は4月中旬から下旬にかけて。
主な花
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シャクナゲ
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小田急線沿線有数の「花の寺」である。ムクロジ、黄金カシワ、ボタンなどの花木や、熊谷草、八角蓮、ヤブレガサなどの山野草が四季を通して目を楽しませてくれる。苔庭とせせらぎは癒しのスポットとしても人気が高い。「石しゃくなげ楠花寺」とも呼ばれ、代表花は西洋石楠花である。濃い赤やピンクをメインに力強く華やかに境内を演出している。
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DATA
宗派 真言宗豊山派 本尊 大日如来 拝観 境内自由 アクセス 電車:小田急小田原線鶴川駅から鶴川女子短大行きバスで上三輪クラブ前下車すぐ 車:東名高速横浜青葉IC から県道12 号経由 駐車場 30 台 無料 花ごよみ シャクナゲ3月下旬~5月上旬 TEL 044-988-2585 -
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