東京8番高尾山薬王院
真言宗智山派の大本山であり、千葉県の成田山新勝寺、神奈川県の川崎大師平間寺とともに関東の三大本山の一角を成す名刹である。寺伝によれば天平16年(744)、聖武天皇の勅願により行基菩薩が自ら刻んだ薬師如来を安置し、東国鎮護の霊場として開基したのが始まりとされている。また、一山の守護神として飯縄大権現を祀る。
主な花
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シャクナゲ
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秋の紅葉の素晴らしいことで広く知られているが、春に咲くシャクナゲはあまり知られていない。一部、西洋シャクナゲも含まれているが、高尾山の中腹にある立地条件を生かして、山麓では栽培不可能な日本産シャクナゲを主体に植栽しているのが大きな特色である。境内にはスギの大木が多い関係で、日当たりがいい場所と悪い場所では開花に大きな差があり、逆に長い期間楽しめるのが魅力。シャクナゲは5月初め、紅葉は例年11月下旬が見頃。
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DATA
宗派 真言宗智山派大本山 本尊 飯縄大権現 拝観 境内自由 アクセス 電車:京王高尾線高尾山口駅から徒歩5分で高尾山ケーブルに乗り換え高尾山駅から徒歩20分 車:圏央道高尾山ICから山麓まで5 分 駐車場 山麓の交通安全祈祷殿広場250 台 500 円 花ごよみ ツツジ4月中旬~5月上旬、シャクナゲ4月中旬~5月下旬、シャガ6月、紅葉11 月上旬~中旬 HP http://www.takaosan.or.jp/ TEL 042-661-1115 -
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